洗車の素朴な疑問「水垢はなぜつくの?」
クルマには、なんで水垢がつくの?

水垢の正体は…

クルマは、放っておくとドンドン汚れてしまう。そもそも、クルマには、なんで水垢がつくのだろうか?。今回はそんな素朴な疑問に答えつつ、水垢のつかない普段からの愛車ケアを教えます。

 

水垢

 雨が降って、その後に放置してたら、気がつけば愛車に水垢が・・・ってなりますよね。そして、水垢といえば右写真のように、車に嫌な筋を作ってしまいますね。

 

でも、 これ(水垢)って、何なんでしょうね?

 

今回は、そんな水垢の正体と対策をお教えます。

 

 水垢の正体は油??

汚れには大きく分けて2種類が存在しています。
それは、(1)水性の汚れ と、 (2)油性の汚れ です。
水性の汚れとは、水で流すことのできる汚れです。具体的には、埃などの固形物などです。一方、油性の汚れとは、水では落とせない汚れになります。油のような性質のため、水を弾いてしまうんです、そのため、ホースや高圧洗浄器で勢いよく水をかけても落ちません。これが、水垢を作ってしまう汚れなんです。

 

 表面に油性の膜があると水垢が付着しやすい
塗装の表面にワックスなどの油性膜があると油とくっつく性質の油性の汚れは付着しやすくなり、さらには取れにくくなります。この現象を実験してみました。 

油汚れの実験

(実験方法)
クルマの塗装面に 固形ワックスを塗布(写真の1の部分)、何も塗らない(写真の2の部分)、撥油系コーティング剤を塗布(写真の3の部分)を準備します。そして、各面に油を均等に塗ります。その後、雨を想定して霧吹きで水を吹きかけたときに、塗装面に塗った油がどのように変化するのかを観察します。

 

(結果)
油汚れの実験結果
このようにワックスを塗布した(1)の部分により多くの油が付着し、同様に(2)の何も塗布しなかった塗装面にも油汚れが付着するという結果になりました。一方、ほとんど油の付着が見られなかったのが(3)の撥油系コーティング剤を塗った塗装面です。これはどういうことなのでしょうか?

 

 ※この実験結果はコンテンツ提供サイトの動画でも確認いただけます。コチラからどうぞ

 

 

クルマのケアで大事なのは、撥水ではなかった!

クルマの表面に塗る物の定番は、やはり固形ワックスです。そしてその撥水効果がクルマを保護している基準のように考えられていますが、今回の実験からもわかるように、クルマに付着する水垢の原因が油である以上、水に対する性能である撥水は、クルマを汚さないためにはほとんど役に立っていません。

水垢の原因である油を寄せ付けない(=撥油性能)こそが、クルマを汚れから守り、常に愛車をキレイに保つために必要なのです。ところが、この撥油性能をもったコーティング剤というのは、まだまだ新しい分野のため、ほとんど存在しないのが現実です。今まで、クルマをキレイに保つならワックスと思っていたのに、実はそうとも言えないという現実は、これから徐々に浸透していくかもしれない新しい知識ですね。

洗車の結果

【 20年以上前のクルマ(上写真)も、手入れをきっちりやっておくと、いまだに新車のように輝いています。】

 

 

撥油系コーティングをしておけば、簡単に汚れも落ちるし、洗車も楽です。

今回解説したように、愛車をケアするためには、まず「撥油系コーティング」をしておきましょう。そして、やはりこまめな洗車が大事になってきます。時間が無い、場所がなかなか無い。そんな方にはコチラで解説した節水洗車術をお勧めします。手早く45分程度で、駐車スペース1台分があれば洗車を終わらせることも可能ですので、参考にしてみてください。

 


日ごろから、こまめに綺麗にしておくことで、頑固な水垢の発生を防ぐことができます。

 

今回出てきた撥油系コーティング剤とは?Gモード250ml

■撥油系カーコーティング剤(今回は、コーティングシャンプーのGモードを実験で使用:Gモードの再汚染防止コートは、雨で汚れを流し落とす作用があるため、雨上がり時の汚れの付着を軽減できる。 Gモード250ml 定価:2100円)

 

 

 

 


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